今日は挙式当日に新郎が乗り越えなければいけないイベントのお話。


挙式・披露宴当日ですが、

新婦を迎えにいくぞ!!!
という日本にはないイベントがあります。
新郎と介添え人(アッシャー/兄弟)たち。これから新婦を迎えに行きますが、いくつかのゲームをクリアしないと新婦には会えません。
通常、この儀式も新婦の自宅に迎えに行って自宅で開催されるようです。
当日、新郎新婦が乗る「粉飾花車」といわれる車。香港の街中で見たことのある人もいるのではないでしょうか?友人夫婦は日本在住なので新婦の叔父さまにお借りした車を装飾したそうです。
アパートでは新婦の介添え人(ブライズメイド/姉妹)が待ち構えて、新郎と兄弟たちにクイズやゲームを課します。クリアしないと新婦に会えません。
うはは!こんなこともやらされてしまうのね!頑張れ新郎&兄弟たち!!!
そんなこんなでクリアしたら、ようやく新婦の登場です。新婦はこのゲームを見ることなく別室に潜んでいるんです。
ゲームが終わったら、新婦の家族に【敬茶】という儀式を行います。今までの感謝の気持ちを込めてお茶を差し出します。祖父母→両親の順に飲んでいただくそうです。
お茶を飲んでもらったら、結婚のお祝いに金細工のアクセサリーを貰うのが通常。新郎新婦の腕や首にはドンドンと金のアクセサリーが増えていきますよ~。
終わったら次は新郎宅に向かい、同じ【敬茶】という儀式を新郎の祖父母両親と行います。日本人の新郎はご両親がホテルに滞在していたのでホテルに出向いて同じ儀式を行ったそうです。
この後、友人夫婦は親族だけでホテルで挙式を行いました。そちらには私たちは参加せず。
通常ならばこのイベントのあとに、結婚登記所へ行って入籍式等を行うのだと思います。事前に済ませちゃう人も多いのかな?
さて、夕方から披露宴です!
近年は欧米化している香港結婚式ですが、友人たちは伝統にのっとり香港らしい披露宴を開催してくれました。
さて、クライマックスですよ~。お楽しみに!
