マギーのチャイナドレスと金雀餐廰の休業と~映画『花様年華』

2000年に公開された映画(日本では2001年)【花様年華】。この映画を観て香港が好きになった人も多いと思います。
【花様年華】は監督ウォン・カーウァイ、撮影クリストファー・ドイル。このコンビと言えば『欲望の翼』や『恋する惑星』、『ブエノスアイレス』 といった香港映画の名作を世に送り出した名コンビ。今回もクリストファー・ドイルの映像美が心に残ります。主演はトニー・レオンとマギー・チャンです。
ちなみにクリストファー・ドイル氏はオーストラリア人ですが「杜可風」という中国名をお持ちだそうです(^^)

<あらすじ>
1962年、香港。新聞社の編集者であるチャウ夫妻がアパートに引っ越してきた日、隣の部屋にもチャンが夫と引っ越してきた。チャンは商社で秘書として働いている。ふたりとも忙し
く、夫や妻とはすれ違いが多かった。やがて、チャウは妻がチャンの夫と不倫していることに気づく。怒るチャウは復讐心からチャンに接近するのだが…… -Allcinemaより引用

ぶっちゃけ、この映画は女性が好む映画かなぁと思います。主演のマギー・チャンのファンならば別ですが。一番は映像美、マギーのチャイナドレスを楽しんで欲しいなー。もちろん、トニーもカッコいい。
ストーリーは何も複雑ではないのだけど、大人のプラトニックラブを描いた作品。もどかしいですねー。
1960年代の香港の雰囲気とかもいいですよね。お互いに結婚している設定なのですが、トニーの妻も、マギーも仕事を持っているのです。さすが香港!今でも共働き率が高いのに納得。
1960年代の日本ではまだ女性は結婚したら家庭に入る人が多かったように思います。

とりあえず、マギーの着ているチャイナドレスが素敵過ぎるのでご紹介しますね。

とにかくマギーが着ているチャイナドレスの襟が高い高い!すごくカッコいい!この高い襟は1960年代に流行ったそうです。これは首が長くて細くないと、かっこつかないですねー。スリムなマギーにはぴったり!

普段着としてチャイナドレスを着ていた時代です。家ではカジュアルな柄のチャイナドレスだったのかな~。チェック柄とかもいいですね。

 こんなビビッドカラーや花柄も当時はあったのでしょうか。だとしたらとてもオシャレ!
 

私が映画の中ですごく気に入ったのがこの2枚。華やかですごく素敵!こんな素敵なチャイナドレスが欲しいけど、マギーのスリムな体型だから着こなせるわけで、私の肝っ玉母さん体型では・・・。

ちなみにマギーが着たチャイナドレスを担当したのがこのお店。香港迷女性は知らない人はいないであろう老舗テーラーの【年華時装公司】は映画と同じ1960年代にオープンしたそうです。
日本人観光客にも人気ですが、海外のセレブにも人気とのこと。
オーダーメイドは少し時間がかかりますが、既製品もあるので体型が合えばすぐ買えます。ちなみに・・・以前に比べてかなり値上がりしているそうです。
映画を観てくる方も多いようですが、マギーのチャイナともなると10万円前後もするとか。
一生体型が変わらないならいいけどなぁ・・・私は既に変わったからムリ(T_T)

こちらもお話せねばなりませんね・・・。トニーとマギーが食事をしたこちらのレストランは銅鑼灣にある『金雀餐廰』
ウォン・カーウァイのもうひとつの映画『2046』の撮影でも使われた、香港のレトロな洋食屋さんで、日本人にもかなり人気のレストランでしたが、今月より(2015/10)改装のため、一時休業となっています。
前のままの『金雀餐廰』の雰囲気を残すのか、全く違った内装になるのかは分からないようですが、香港映画ファンには大ショックな出来事です・・・・。
*2016年7月にリニューアルオープンしましたが、2019年4月現在、再び閉店してます。Openriceでは休業や改装ではなく結業(閉店)となっています*

二人が歩く後姿も絵になりますねー。いろんな意味で、目の保養になるオシャレな映画です。
見たことない方は是非一度!!

In the Mood for Love (2000) Trailer (HD)